実は、私、20代に7年かけて1000万貯めました!独身時代の私自身の体験談です。
独身時代は、子供にかかるお金もなく、お金を使うのに誰に許可がいるわけでもありません。本来は貯めやすいはずなのですが、どうしても自由気ままにお金を使っちゃうことが多いです。
新卒1年目の夏ごろ、『このままお金を使ってたらマズイ!』と思って、そこから先取り貯金に取り組みました。メーカー勤務の総合職だったので、手取りはそんなに多くないです。初任給の手取りは14-15万だった記憶があります。
ぶきっちょ
単純計算すると、7年間で1000万貯めるためには、毎年143万円の積立てが必要です。月単位に直すと、毎月12万円です。初任給の手取りのほとんどを貯めないといけない?と不安になる数字ですが、そんなことはしてないです。
毎月の先取り貯金+年2回のボーナスの8割の貯金で、1000万円達成しました。
1000万円貯められた成功のコツを一言でまとめると、固定費の削減です。固定費を節約して、変動費はほどほどにして、毎日の暮らしでは我慢しない事・ストレスをためない事がコツです。固定費を削減は1回やってしまえば、効果が持続するのが良いところです。
ぶきっちょ
・寮に入る
・生命保険や医療保険の勧誘は断る
・お金を使う分野と節約する分野を切り分ける
・お金を使う分野に年間予算(上限)を設定する
・手数料がかかることは絶対NO!
・忙しい時は、お財布の中にクレカと多額の現金を入れない
・家計簿は予算残が大体把握できればOK
先取り貯金
自分でお金を好きに使えてしまうので、『簡単にはお金が下せない場所』に先取り貯金していました。最初は手取りの1割からスタートして、慣れてきたら徐々に上げていき、20%程度にしました。
私の場合は、勤務先が2つまでの給与振込に対応してくれていたので、一つは生活費口座、もう一つを先取り貯金用の口座にしてました。
何より大事なのは、先取り貯金用の口座は『簡単にはお金を下せない場所』にすることです。キャッシュカードは持たない、ネットバンキングも使わない、ただひたすら貯めるだけの口座です。絶対に引き出さないという鬼のルールのため、不便な方が良いんです。
ぶきっちょ
寮に入る
会社の寮に入ったことで、家賃と光熱費がグンと下がりました。もし寮があるなら、そこが最も節約できる方法です。一人暮らしの家賃は高い!!1人暮らしすると、光熱費は基本料金からかかりますし。
寮がなくて一人暮らしするしかない場合は、家賃が安いところに住むことをオススメします。(ただ、女性の場合は安全も大事なので、安いだけでは決められないのですが・・・)
ぶきっちょ
生命保険や医療保険の勧誘は断る
生命保険や医療保険は、独身時代は不要です。自分が死んだり入院したりしても、食べていけなくなる家族はいないですから。入院費は現金で貯金しときましょう。
社会保険をちゃんと納めていたら、傷病手当金もありますし、高額医療費制度もあります。
1か月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。自己負担限度額は、収入によって違います。
例えば、低所得の場合、35,400円が上限になります。3ヵ月以上の支給になった場合、上限がさらに軽減されます。
ぶきっちょ
お金を使う分野と節約する分野を切り分ける
節約すると決めた分野(特に固定費!)は節約しました。でも、お金を使うと決めた分野は、パーっと使ってました。
優先順位を設定して、優先順位が高いものは、我慢したらストレスがたまるので、パーっと使ってました。逆に優先順位が低いものは、私にとって大事じゃないので使わなかったです。
優先順位が低かったものは、美容費用とか日用品費用とか。こだわりがなかったんで、『必要最低限』で済ませてました。貰い物でもいいと思ってたので、寮の友人が余らせてたら、遠慮なくもらってました。
私がお金を使うと決めた分野は、旅行・勉強・遠距離恋愛費用の3つです。これは、我慢できなかったんで。
お金を使う分野に年間予算(上限)を設定する
『お金を使ってもいい』と決めている分野でも、上限なく使ってしまうと、あっという間にお金はなくなります。なので、1年間でココまで使っていいと予算を決めて、それを守るようにしていました。
私の場合は、彼氏係数(遠距離恋愛だったので、交通費がバカにならない!)が高かったです。会いに行くのは月1回までにする、プレゼントはお互い〇万の予算にする、旅行は〇万まで等々、予算を決めてました。
ボーナスが出ても使っていいのは、この予算上限まで。ボーナスは8割くらいは貯金に回してました。
手数料がかかることは絶対NO!
ATMの手数料も、分割払いの手数料も、絶対NO!です。徹底的に手数料にはこだわってました。(これは今でもこだわってます。)
まず、コンビニATM手数料はバカみたいに高いので、生活費の銀行口座はコンビニATM手数料無料の銀行にしました。時間外手数料とかも、絶対NOです。
また、クレカは使いますが、必ず一括払いです。分割払いは絶対ナシです。ローンもなしです!
一括払いで買えないものは、身の丈に合ってないものだと思って、お金をためてから買うスタイルです。親に小さいころから、『ローンを組んでいいのは、家だけ!それ以外のローンは許さん。キャッシュで払えないものは買うな!』と教えられて育った影響は大きいです。
ぶきっちょ
忙しい時は、お財布の中にクレカと多額の現金を入れない
忙しすぎるとストレスになり、衝動買いしちゃいませんか?
私の場合は、プロジェクトごとに忙しさが違っていました。忙しい期間は、衝動買いしがちだなぁと思ったので、衝動買いを防ぐため、お財布の中からクレカと現金を間引くということをやってました。クレカを自宅に置きざりにして、キャッシュカードでお金をおろすのは5000円までにするんです。
衝動買いしたくなっても、現金もクレカも持ってなければ買えないですから。手元にクレカも現金もなければ、キャッシュカードでおろしにいくしかないですよね。でも、そもそも忙しいので、ATMまで行くのも面倒になり、買わないという結論になるんです。
衝動買いって衝動なので、その場が過ぎ去れば買いたい気持ちすら忘れます。
逆に、ヒマだと遊びたくなるんですよね。遊ぶとお金がかかるので、ヒマになってきたなと感じたら、自分で勉強のスケジュールを組んで、研修にでかけたり資格試験を受けてみたりしてました。
ぶきっちょ
家計簿は予算残が大体把握できればOK
家計簿つけるのは面倒で続かないって、よく聞きます。気持ちはわかります。私がつけていたのは、いつも持ち歩いていた手帳に、メモで書いてるだけのものです。ちゃんとした家計簿ではありません。今だったら、スマホかな。(私の20代は、パカパカガラケー時代の話ですので。)
私の家計簿は、残高一致なんて確認してません。1円単位でつけてません。
家計簿の目的はただ一つ、『今月、あといくら使っていいのか?』を把握するためです。
ざっくり、飲み会はあと1回までならOKとか、服はあと〇円までは買って大丈夫とか。ざっくりの予算残だけ把握できたらそれでいい。現時点で、予算オーバーしているのかしてないのか、それだけ頭にいれておけばいいということにしてました。
20代に7年間で1000万貯めた私の家計管理の7つのポイントまとめ
まとめます。
・寮に入る
・生命保険や医療保険の勧誘は断る
・お金を使う分野と節約する分野を切り分ける
・お金を使う分野に年間予算(上限)を設定する
・手数料がかかることは絶対NO!
・忙しい時は、お財布の中にクレカと多額の現金を入れない
・家計簿は予算残が大体把握できればOK
7年間で1000万貯めるためには、毎月12万円の積立てが必要です。でも、そんなに積立てできなくても、毎月先取り貯金をすること、ボーナスも使っていい金額を決めて、それ以外は貯金することで、1000万円貯められました。
ぶきっちょ
今も持ってるかって?夫に黙って、コソっとへそくってるので、それ以上は追及しないでください
もし、今の私がタイムスリップできるとしたら、独身の時からセゾン投信を月1万ずつとかでいいから、積立てておけばよかったなぁと思います。現金が100-200万程度たまったら、次のステップでで投信積立るのは、アリだと思います。
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